今週のお花について、お花の先生に教えていただきました。

庭手前 、待合室 :  トクサ(砥草、木賊)、 ヒオウギ(檜扇) 

img_2239_ヒオウギ、トクサ

暑くなってきましたので、庭の花は院内で庭手前に、移動させるように致しました。

玄関 :  アンスリウム 、ケイトウ (鶏頭)、リキュウソウ(利休草) 

img_2241_アンスリウム、ケイトウ


祇園祭関連の行事が始まり、メインイベントの山鉾巡行も来週へと近づいて参りました。

下記は、祇園祭とヒオウギに関する京都市の広報資料からの抜粋(http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000240099.html、語尾など一部改訂)です。

 元来,災厄除去を祈るために始められた祇園祭では,古代,檜扇(ヒオウギ ※1)で悪霊を退散したという言い伝えから, 厄除けの花として檜扇を飾る風習があるそうです。

(※1)檜扇(ヒオウギ) 
アヤメ科の多年草で黄色や橙色の花が咲きます。扇状の葉を持つことからその名が付いたそうです。花後に付ける黒いタネは射干玉(ぬばたま)と呼ばれ,和歌で「夜」や「黒」「暗き」などにかかる枕詞「ぬばたまの」は,このタネの色から来ているとも言われているそうです。