今週のお花について、お花の先生に教えていただきました。
庭 : クガイソウ(九蓋草、九階草;九段草とも)、深山南天(ミヤマナンテン)、ナデシコ(撫子、なでしこ)
クガイソウ(九蓋草、九階草;九段草とも言うそうです)は、必ず(!?)九段目の葉の上に花をつけるのだそうです。
日本薬学会のホームページには、『生薬の花』のページに、『和名の九蓋草(九階草 クカイソウ)の由来は、「蓋(がい)」というのは笠を数える単位とのことで、輪生葉がちょうど九層ぐらいあることに基づいていると言われています。また、仏像の飾りに使用する「天蓋(てんがい)」が、幾段にも重ねられている様子から連想して付けられたとの説もあります。』と書かれていました。『リューマチ、関節炎、痛風、利尿、便秘に煎じて内服し、切り傷、毒蛇、さそり、ハチによる咬傷(こうしょう)虫さされには外用として、ついて塗布します。』ともありました。
深山南天はナナカマド(七竈)属の仲間で、ナンテン(南天)属とは別なんだとか。七竈(ナナカマド)は「七回、竈(かまど)で燃やしても燃えない木」というのが名前の由来に関係しているのだそうです。
暑くなってきましたので、庭の花は院内で庭手前に、移動させるように致しました。
玄関 : キンシバイ(金糸梅)、アリストロメリア